デザイン工学部 環境理工学科

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デザイン工学部 環境理工学科
2025年5月10日?11日、デザイン工学部環境理工学科の3年生の本森さんと山本さんが、プレ卒研の一環としてゼミの花嶋教授と一緒に、北海道の北の端にある幌延深地層研究センターを見学しました。ここは、原子力発電所で使われた後の燃料を処理した廃棄物を、どのようにして地中深くに処分するかといった技術を研究している施設です。今回は、地下350mまで坑道を「人キブル」(エレベーター)で降り、さまざまな実験や観測について説明を受けました。
見学した2人は、「実際に見ることで、”いかに自分が知らなかったか”ということを知ることができた」「地下350mという未知の深層で行われている先端的な研究を学ぶ貴重な機会だった」と感想を述べています。普段は考えない10万年後までの環境と、今の暮らしを考えるよい機会になりました。
デザイン工学部環境理工学科は、2025年度の新入生募集より建築?環境デザイン学部に再編?統合されました。これまで同学科で行われていたゼミ活動は、今後も建築?環境デザイン学部(建築?環境デザイン学科)にて継続して実施されていきます。
地下350mで、測定機器の説明を受ける
地下の坑道を歩く
西立坑と東立坑の2つの立坑を8の字に結んで横坑が掘られている
3年生の山本さん、花嶋教授、3年生の本森さん、胸には非常用の海中電灯
人キブルは、カゴのようなもので、これでゆっくりと350mの地下に降りていく
ここだけ地下350mの地層が見えている。500万年以上前の地層だそう。
地下350mの地層を実際にさわってみる
横向きに掘ってある試験坑道7番の前で